解析事例
以下の計算時間はCore i7 6700K のPCでの計算時間 (秒)です。
空間電場計算
空間電場の計算例です。
大きさの異なる2枚の四角形電極を対向させます。
小さい電極に円形の穴が設けてあり、100Vを与えます。
大きい電極は0Vとします。
計算時間:1秒
空間電場をベクトルとコンター図で表しています。
電極のコンター図は電荷密度になります。
小さい電極のすべての場所で100Vになるように、
電極の縁に電荷が集まっています。
2個のドーナツ型電極
計算時間:6秒 (Core i7 9700K)
2つの電極に1000Vと-1000Vを与えています。
電極の要素数は9600個です。
3個の球型電極
計算時間:9秒 (Core i7 9700K)
3つの電極に左から0Vと1000Vと1000Vを与えています。
電極の要素数は12000個です。
可変コンデンサー
計算時間:11秒
可変コンデンサーの解析をした例です。
円盤状の平行電極の片側を回転角を変化させて計算しています。
平行電極間には誘電体が置かれています。
はく検電器
計算時間:1秒
はく検電器の解析をした例です。
帯電体(球体)の電位を変化させ、はく検電器の電位を計算しています。
また、はくに働く力を計算して、コンター図として表示しています。
電流計算
計算時間:1秒
電流計算の解析例です。
導体の導電率を誘電体の誘電率に置き換えて計算しています。
電束密度から電流密度の様子を知ることができ、電荷量から電流量に換算できます。
また、このような曲線形状のモデルは、
ポリ要素を利用して簡単に作成することが可能です。
送電線鉄塔
計算時間:2秒
送電線鉄塔周辺の空間電位、空間電場を計算した例です。
各電線に加える電圧を少しづつ変化させ、擬似的な三相交流を与えて計算しています。
各送電線周りの電位、電場の時間変化の様子が判ります。(図は電場の様子です。)
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